典楽の営みは、人生の営みでもあります。
人間が生きていくということは、さまざまな事柄の積み重ねの上に成り立っています。そのひとつひとつから、私たちはいろいろなことを知り、思い返し、そして自らの糧としていくのでしょう。それは、人生の稽古とでも言えるものであり、稽古なくして人間は成長することはありません。
典楽の稽古から垣間見る人生。人生の機微の中から見えてくる典楽。
すべて「生きる」という基本の営みに他なりません。
ここでは、典楽会発行の「典楽会だより」に掲載した「奏楽のこころ」に管理人の書き下ろしを加えて掲載しています。ほっと一息つきたいと思ったとき、お読み頂ければありがたいです。 |