金光町は、東は倉敷市、西は鴨方町、北は矢掛町と隣接し、面積は、20.67平方キロメートルです。町の北部と南部は山地となっており、豊かな自然が残っています。中央部は里見川に沿っての平坦地となっており、これは岡山平野の西端に位置します。 里見川は、金光町を流れる川としては一番大きな川ですが、流量が少ないため、町内あちこちに灌漑用のため池や沼が点在します。その数は、大小合わせて約300程といわれています。 気候は穏やかで、瀬戸内型の気候となっています。また、雨が全国の平均に比べて少なく、住みやすい土地であるといえるでしょう。 |
里見川 |
金光駅 |
金光町の人口は、平成10年3月の時点において、12,381人(男5,898人、女6,483人)となっており、ここ10年ほどは大きな変動はありません。産業は、植木・稲作を中心とした農業が主ですが、徐々にその比率は少なくなってきています。 一方、昭和50年には山陽新幹線が開通し、昭和63年には山陽自動車道が開通するなど、町をとりまく環境は大きく変貌してきました。また、岡山、倉敷、福山等といった、比較的近郊の都市の経済発展にともない、町の中央に位置するJR山陽線の金光駅からは、たくさんの通勤者が乗降するようになりました。 こうした社会状況の変化に対応すべく、金光町では昭和61年環境庁から快適環境整備事業に関わる整備対象都市の指定を受け、「アメニティタウン金光計画」を推進しています。この計画は、豊かな自然を残しつつ、一方で町の経済基盤を向上させるという両面の調和をはかりながら町作りを進めていくものです。 |