関東支部
関東支部では、昨年下半期の活動も滞りなく仕え、様々な御用のお役に立たせて頂いた。
8月18、19日の本部指導員を迎えての講練習会では、新宿教会に9教会30余名が集い、榎本寿行、片田豊三、村上博子、岸井和賀子の諸先生のご指導を頂いた。今年は、四代金光様の10年祭が合わせて仕えられる布教功労者報徳祭に、筝10名、篳篥2名、龍笛2名、笙1名が御用を頂き、より一層願いのこもった稽古になった。
定例の支部活動ではないが、人間国宝でもある歌舞伎の中村歌右衛門さん死去に伴い、4月30日、各管2名が告別式での楽の御用をさせていただいた。また、7月20日には、第19回東京平和集会が開催され、千鳥ヶ淵戦没者墓苑での「祈りのつどい」にて、「霊地の光」をこの集会用にアレンジし、四代金光様のお歌『忘れてはならぬことなり今をある平和への尊き尊き犠牲』が挿入された「平和の光」の曲による舞が奉納され、筝3名、各管1名が奏楽に当たった。
楽人としての喜びを感じつつ、様々な御用のお役に立たせて頂いた思いのする昨年でした。
東海支部
東海支部の本部指導員による典楽講習会は、暑い盛りの7月28日、岐阜分会は笠松教会を会場に開催。翌29日は、日置教会を会場に名古屋分会を開催し総勢33名が参集して、熱心なご指導をいただきました。
分会での練習会を進めておりますが、適当な会場がなかなか見つからず、定期的に開催することの難しさを感じています。しかし、個別にはぜひ指導をしてほしいとの要請もあり、今後は三河・静岡地区の分会とも練習会を持ちたいと願っているところです。
東近畿支部
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
平成13年度後半の行事は、6月17日、東近畿教務センターを会場にお借りし、典楽講習会を開催。ちょっと少な目の45名の参加でしたが、初めて参加される方もあり、心強い限りでした。今後は、もっと沢山若い方に参加して頂けると嬉しいです。
8月19日は石井広明先生を講師にお迎えし楽員練習会を開催しました。猛暑にもめげず、参加した42名で秋の大祭使用曲を中心に稽古をさせて頂きました。
また秋の地方大祭では、13教会に延べ74名が奏楽のおかげを頂きました。
中近畿支部
平成13年下半期もおかげを頂き、無事に行事を終えさせて頂くことが出来ました。
7月29日の楽員認定試験に筝1名、笙1名、篳篥1名の方が合格させて頂きました。今後の奏楽御用に活躍されますことを期待させていただいています。
6月17日には泉南教会において反省会と練習会を開催致しました。また、8月12日には梅田教会において練習会及び講習会を開催致しました。大勢の参加を頂き、皆一生懸命で有意義な一日を過ごさせて頂きました。今回も練習内容の一部を各自の選択形式にし、より一層の楽技の向上に励ませて頂けたと思っております。
御本部生神金光大神大祭や地方大祭におきましても、各々多数の者が御用に当たらせて頂きました。日頃の練習の成果を大祭の奏楽御用を通して、おかげとして受けさせて頂くことができ有難く思うと共に、さらなる精進に努めさせて頂けるように願っております。
西近畿支部
生神金光大神大祭が9月30日から4回本部で執り行われまして信奉者一同御都合おくり合わせをいただき参拝させていただき有難い事でございます。四回の御祭典に楽人それぞれが奏楽の御用を、また、吉備舞の御用をいただき、真に喜ばしい事でございます。
8月19日に明石教会をお借りして西近畿支部主催の典楽発表会を行わせていただきました。今年で12回目を迎える事ができまして本当に有難い事でございます。お広前とその他のお部屋等を使わしていただき、12のグループに分かれて、今までに勉強させて頂いた曲の中から2曲づつ発表しました。今年は吉備舞の参加が1組で少しさみしく思いました。福崎教会の方達が3組に分かれて発表されまして、その中の1組が演奏された作楽詣(さくらもうで)を発表され筝5名と笙1名の方達のすばらしい発表に感心致しました。初めて聞かせていただいた曲で本当にすばらしく思いました。
また、次会は皆様がどの様な曲を発表してくださるのか楽しみです。本当に好い一日を過ごす事が出来ました。
中国支部
平成13年下半期行事は、7月20日金光教玉水教会控所にて第32回中国支部一般練習会を開催し、参加者82名でした。
このたびの練習会は「教祖百年大祭記念曲」「天津乙女」「四季の詠冬」「金典」班別にわかれ、午前中みっちりとご指導を頂きました。また別室にて楽員認定試験受験者の特訓と初心者に楽器の手ほどきの場を持つことができました。おかげで5名合格しました。地方大祭用の稽古もさせて頂き、暑い中、指導の先生方を心から頂いて一生懸命稽古に取り組んでいる姿は頼もしい限りでした。最後に合同練習が行われ、乙女の舞う姿におしみない拍手がつづきました。
分会での練習会は、6月17日広島県曙教会、7月12日山口県中部連合会、徳山教会にて行われ、膝すら十分に曲げられないくらい幼い子達が大勢参加しました。
また、21世紀を平和の時代にと金光教広島平和集会が7月29日に広島文化センターで開催され、分会楽人6名にて佐藤一夫先生作詞、佐藤弥寿雄先生作曲「平和の祈り」を演奏し、犠牲者の御霊に祈りをささげました。
8月31日には山口県東部分会、9月2日には広島分会を段原教会にて行い、盛り沢山の行事を支部全員がそれぞれの立場で道の教えを本にして、明るく、楽しく、元気良く、ご用に当たらせて頂けたことを厚く御礼申し上げます。
四国支部
明けましておめでとうございます。昨年下半期もおかげをもちまして滞りなく諸行事を執り行うことが出来有難いことでした。
平成13年度の練習会及び講習会は、西条教会を会場に7月28、29日の両日、本部より2名の講師をお迎えし、四国内25教会70名の参加で開催されました。
第1日は主に本部楽人の練習会で参加者は25名でした。第2日は舞人を含め盛大に行われました。それぞれの楽器や舞に分かれて、6名の講師の直接指導を受けながら参加者は有意義な時間を過ごすことが出来ました。最後には全員で合奏を行い、舞曲をはじめ中正楽など講習会の締めくくりとして心を込めて演奏しました。参加者からは「これからまた稽古を重ね祭典で神様に喜んでもらえる御用が出来ます様に」との声も聞かれ、参加者一同思いを新たに終了しました。
月例練習会も中予、南予分会共に予定通り行われました。
本部生神金光大神大祭においては、舞人を含め9名が奏楽御用のおかげを蒙りました。また、楽員認定試験において野本康子さん(伊予市)が筝で合格されました。今後共お役に立たれます様お祈りいたします。
北九州支部
9月9日、北九州教区平和集会に於いて、平和祈願祭が仕えられ、「小倉教会長、桂真津子師」御斉主のもと、着席「月」の参向から始まりました。コバルト色の舞台は、宇宙を感じさせ、森をイメージしたという白い花、花の献花、赤い毛氈(もうせん)に、青い楽人の布衣、神楽笛と篳篥の絶妙な音色の「神遊調」の調べには、ピーンと張りつめた空気が会場を包み感動的でした。2部は、ストリートチルドレンだった子供たちが、施設の中で健康を回復し、規律を学び、助けあいながら子供の純粋さを取り戻す実体験のミュージカルでした。澄んだ歌声、お母さんと呼ぶ子供の瞳に光る涙、その背景にある厳しさが伝わってきました。
続いて「みんな咲かそういのちの花を」と、三矢田守秋先生より、生きる喜びの講話を頂きました。
平和への強い願いも新たに、14名が御奉仕させて頂きました。
恒例の親睦会も、9月3日に原鶴温泉で、楽しく集いました。一年振りの旧交を曖め筑後川の雄大な川辺で、鵜飼の舟遊でした。ライトアップされた鵜匠の手さばきの下で、よく働く鵜も、なまけものの鵜もいますというお話しに身につまされながら22名リフレッシュしました。また、各講習会も、琴62名、舞29名、管楽器57名とつつがなく終え、毎月の各分会の稽古もおかげ頂いています。
また、この度の認定試験では、筝2名、舞3名が合格しました。共々に、お役に立ちたいと願っています。
南九州支部
例年の通り本部指導員に依る支部練習会が、8月12日に行われました。お盆前ということもあって、会員の参加数が少なかったことが残念に思われました。管楽器と筝とに分かれ練習しました。
管楽器の場では、龍笛の個別指導をして頂くことが出来ました。また、合同の練習となったことで、今までできなかった玉串曲の練習もすることができ、一歩進んだ練習となりました。
お筝の場では、教祖百年大祭記念曲を主とし、中正楽の練習をしました。午後全員で合同練習をして、四時閉会致しました。暑い中での練習でしたが、それぞれにしっかり取り組むことができました。
また支部内に於いては、吉備舞にも力を入れて指導しております。毎月4回の練習日を設けて稽古を続けており、舞人さんも増えつつあります。このたび、北九州支部のご協力を得て、願い続けておりました御本部奉納舞のおかげを頂くことが出来ました。
また、筝1名認定試験合格のおかげを頂きました。 |