関東支部

関東支部のWEBサイトが稼動を始めました。関東へ移動して来られてお稽古場所や合奏相手をお探しの方、関東方面で典楽の指導員をお求めの方は、サイトからお問い合わせください。主要な検索サイトから「金光教典楽会関東支部」で検索すると、すぐに見つけることができます。アドレスは、http://konkokyo.org/php/tengakukai-kanto/です。
 平成21年下半期も、会員により各地で奏楽奉仕が行われております。大きな行事としては、8月1日、2日に浦和教会で講習会及び練習会が行われ、お招きした指導員の先生方より、きめ細やかな指導を頂きました。今回はご家族総出となった参加者もあり、ベテランの方々と並んで子供さん達の姿も見られ、大変、末頼もしい講習会、練習会でした。
 関東でも、より幅広い層に典楽が拓かれ、親しまれていくことを願う一方、祭典で楽を奏で、舞を納めることは神様への大切なお供え物であるという思いを常に離れることなく、お稽古に取り組ませていただきたいと願っております。

東海支部

東海支部では、平成21年度夏季支部典楽講習会として、8月29日は笠松教会(岐阜)、翌30日は金光教名古屋センター(名古屋)において、それぞれの会場に4名の本部指導員の先生方をお迎えして開催しました。2日間で27名の参加がありました。生神金光大神大祭曲を中心に、金典、中正楽等、暑い時期ながら有意義な練習をすることができたと思います。
 昨年から始まった名古屋分会の月例定期練習会「志錬場」の会場として、本年8月から金光教名古屋センターを使用できることになり、会場の確保ができました。今後の典楽活動の、より一層の充実を図っていかなければと願っております。
 各教会長先生方のご協力を賜り、会員一人ひとりが力を合わせて、信心の稽古と楽の向上を願って頑張っていきたいと思います。
 

東近畿支部

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 昨年、立教百五十年のお年柄の下半期の行事は、5月24日、篠原教会を会場にお借りし典楽講習会を開催、初心の方を含め四十名の参加がありました。
 8月30日には石井廣明先生を講師にお迎えし、秋の立教百五十年生神金光大神大祭に向け、37名が稽古をさせていただきました。
 10月から11月は地方大祭の奏楽奉仕に当たらせていただき、11教会に延べ59名が奏楽のおかげを頂きました。


中近畿支部

立教百五十年のお年柄であった昨年の下半期も、様々に活動をさせていただきました。
 7月25日に大阪教会で開催された大阪布教百三十年記念日集会の式典で、中正楽や典楽会結成五十周年記念曲を、合唱団「ダス・ゲーネン」の方々と共に奏楽いたしました。奉納舞は、「神の恵」をさせていただきました。
 7月26日には、住道教会にて第五分会主催の故村上博子先生を偲ぶ練習会を実施。各人が先生との思い出を語り合いながら曲目を演奏し、会食会では平成2年の大阪花博や18年の比叡山延暦寺での奏楽の懐かしいビデオを観賞しました。
 8月30日には、梅田教会にて練習会及び講習会を開催し、秋の大祭曲を中心にお稽古をいたしました。
 地方大祭におきましては、63教会に延べ267名が奏楽奉仕のおかげを頂きました。各人がお繰り合わせを頂いて御用に当たらせていただけることは、ありがたいことでございます。
 11月11日には、金光藤蔭高等学校の感謝祭で、学生の方と共に中正楽と舞「御十日(短)」の御用を頂きました。
 この度の認定試験では、舞人五名が合格のおかげを頂きました。今後とも一層信心と楽の稽古に励んでいただきたいと願っております。

西近畿支部

平成21年下半期は、8月30日に八鹿教会を会場に第19回典楽発表会を開催しました。昨年からの念願であった、兵庫県北部での初開催となり、神戸方面からは、11教会の方々と観光バス1台をチャーターしての参加となりました。
 また、このたびは特に、開催地側からの提案で、笙のお稽古を始めたばかりの小学五年生の女の子と本部楽員による、菅掻第一段の公開練習が実施され、大変好評を博しました。兵北においては、毎年2月に行なわれる本部講習会等に、季節的な諸事情で参加が困難な場合もあり、本部指導員から直接指導を受ける機会も少ないことから、この機会に是非にと切望されたものでした。
 このたびの参加は、兵北・兵西・兵東・兵南・神戸各地域の24教会から67名の参加者で、5歳の舞人さんから高齢者までと幅広く、金典から吉備楽(歴史物)に毎回挑戦される取り組みもあり、典楽人口の底深さを感じさせられ、ありがたいことでした。
 交流総会の持ち方についても、楽技向上に向けた情報交換や交流を深められるようなことを検討してみようとの意見が出され、今後も持ち回りで開催することにより、それぞれの地域の要望に応えていけるような取り組みになることが期待されます。プログラムの内容についても、専修楽器以外に挑戦されたり、若年層への指導に力を入れておられる兵北の取り組みに、参加者一同は大いに刺激を受け、元気を頂いた発表会となりました。


東中国支部

立教百五十年という大きな大きな節年をお迎えし、私ども東中国支部員は、奏楽御用を頂ける栄誉にありがたく身を引き締めております。
 恒例の夏の支部練習会を、7月19日に玉水教会控所をお借りして開催し、85名の参加者がありました。特に当支部は舞人さんが約半数近く参加され、賑やかに、指導員の先生方の丁寧な指導により、楽しそうに稽古されていました。最近は若い指導員も生まれ、数組に分かれて指導ができ、ますます充実した舞の稽古ができるようになりました。
 10月7日の本部大祭第2日の奉納舞の御用には、神田美子さん(木ノ江教会)、宮本保子さん(府中教会)の二人が、平日にもかかわらず務めてくださいました。
 なお、12月中旬に吉備舞定期演奏会を開き、1年の集大成と位置づけております。


西中国支部


 西中国支部では、毎年夏、広島、山口で開催される平和集会において、奏楽奉仕をさせていただいています。7月26日に開催された「第64回広島平和集会」では、原爆死没者慰霊祭奏楽の御用を頂き、被爆直後から途切れることなく続けられている慰霊祭の中身にならせていただきました。8月30日には、「山口平和の祈り集会」が開催され、25年目の節年の集会の慰霊、祈願祭に、おかげをこうむらせていただきました。
 また、9月26日には、広島市の世界平和記念聖堂において、「第5回シンポジュウムと平和巡礼in広島」という催しがあり、オープニングコンサートの中で、吉備舞「秋の夜」を披露させていただきました。この催しには、キリスト教、仏教関係の方を中心に約200名の参加があり、教外の方の前での演奏、また、大きなキリスト教会の舞台での演奏と、貴重な体験をさせていただき、参加のメンバーも大変感激いたしました。
 8月29日には、山口県の玖珂総合センターにおいて、太田和子先生を講師にお迎えして練習会を開催し、秋の大祭奏楽曲を中心に、終日稽古に励みました。
 平成21年は、新楽員として、龍笛1名が合格のおかげを頂きました。今後の活躍を期待しています。
四国支部

まず初めに、廉岡道治さん、伊藤聖美さん、河端信江さん、西岡舞さん、西岡美賀子さん、楽員認定試験合格、本当におめでとうございます。これからのさらなる活躍を心よりお祈り申しあげます。
 さて、平成21年下半期、四国支部では、高知県窪川教会にて、7月25日、管楽器、箏ともに、初心者を含む33名の参加者で、夏の講習会を開催しました。新天地での楽の広がりを感じさせていただく、ありがたい練習会となりました。
 8月23日には、松山市道後教会にて、笙の小山真紀子先生をお迎えして、秋の本部大祭使用曲を中心に練習会が行われました。最後の合奏では、懸命にお稽古に励んだ15人の舞人たちが、素晴らしい吉備舞を披露してくれました。
 平成21年8月15日、長年、笙の指導に貢献してくださいました野間須衛先生が、82歳でお国替えされました。四国支部の重鎮としてのお働きに感謝し、心より冥福をお祈りいたします


北九州支部

立教百五十年生神金光大神大祭におきまして、北九州支部が、神計らいの中、「吉備舞の夕べ」奉納舞をおかげいただきました。
 中秋の名月が境内を煌々と照らし、すすきと団子が飾られた舞台で、ゆったりと、しっとり秋の曲を舞う姿は、平安の雅を思わせていただきました。参集の方から「心から神様にお供えしたいという心持ちがひしひしと伝わり、舞人さんの目に光る涙を身近に見せていただき、舞の中に吸い込まれていくようでした」と感動の声を頂きました。
 5月31日、南八幡教会にて吉備舞講習会、参加者36名。6月24日、西八幡教会にて箏の講習会、参加者68名。9月13日、甘木教会にて管楽器、打楽器の講習会、参加者五十名。いずれも終日稽古に励みました。
 管楽器講習会から翌日にかけて、懇親会を開催しました。南阿蘇の雄大な天地のお恵みを身一杯受けて、会員同志、あいよかけよで共に楽の御用にお使いいただける喜びをかみしめました。
 また、本部楽員認定試験に、篳篥1名、舞1名が合格しました。若い人が、楽人の道を歩ませていただくことはありがたいことであり、共々にお育ていただきたいと願っています。


南九州支部

立教百五十年という尊いお年柄の本年、南九州支部本部練習会を、日田教会を会場として行いました。本部指導員の先生方4名をお迎えし、笙5名、篳篥4名、龍笛7名、箏11名、太鼓1名、吉備舞3名の参加となりました。午前10時のご祈念に始まり、午前中は楽器別の部屋で練習し、午後から合奏を行いました。
 合奏は、立教百五十年生神金光大神大祭の曲を中心に行い、中正楽第13、菅掻第1段、おしえみおや、中正楽第17、御十日(短)、今日の月、を練習しました。講師の先生の熱心な指導により、参加者の中には、新たな目標を持った方もおられました。今後もますます練習に励み、信心と楽技の向上を目標とし、南九州支部として会員の育成に努め、神様が喜ばれる奏楽の御奉仕を、心を一つにしてさせていただきたいと願っています。
 神様も、氏子である私たちの助かりを願われております。楽を通して神様に心を向け、本気で御礼の御用をさせていただきたいと思います。