吉備舞公演という布教活動 |
典楽会は、祭典時の奏楽奉仕をはじめ、日々、楽技の向上に努め、本教文化としての伝統の継承と発展を図るほか、本教布教活動に資することもその目的に掲げています。 これは、尾原楽長の、神人の和楽を奏することにより、少しでも社会のお役に立たせていただきたい、との精神を受け継いだものです。 昭和60年代から、吉備舞が、一般の公共イベント等において披露される機会が段々とできてきましたが、このことは、吉備楽を広く一般に知っていただくことになると同時に、それを伝える金光教の存在を社会に伝えることにもつながります。 また、出演者は当然、稽古に励むことになり、楽技の向上、次世代への伝統の継承にも一役かっています。 本号では、近年の取り組みから、岡山県で行われているRNNヒーリングコンサートと、平成19年8月に福岡県で開催された「邦楽へのいざない」について紹介します。 |