関東支部
 8月5、6日、酷暑の中、指導員の先生方をお迎えし、熱心にご指導賜り、それぞれ秋の御用に向けて一生懸命に稽古をさせていただきました。
 特に今回、12才の男子が笙で参加され、榎本会長がご自分の孫のように、熱心に教えて下さっていたお姿が印象的でした。関東でも近年、管や筝が少しずつですが増えてきていることは、大変ありがたいことに思います。また、最近始められた若い方で、高校時代、引きこもりになっていたところを筝を始めるようになり、明るく前向きに生きられるようになった方、その上、同じ状況になっていた中学生の弟さんも篳篥を始めるようになり、教会の奏楽の御用ができ、それぞれ、楽を通して助かっていかれる姿を目のあたりにし、お道の御用のありがたさを一段と味あわせていただいています。
 さらに、御本部大祭には、6名の方々が奉仕させていただきました。


東海支部
 明けましておめでとうございます。東海支部では、昨年のご本部生神金光大神大祭におきまして、昨年度本部楽員認定を頂きました会員が奏楽ご用のおかげを頂きましたこと、真にありがたく、そして喜ばしく思います。
 支部典楽講習会といたしましては、それぞれの会場に本部指導員の先生方をお迎えし、7月15日は熱田教会(名古屋)にて舞を、29日は笠松教会(岐阜)と、30日には瀬戸教会(瀬戸)とで箏・三管の稽古を開催し、延べ40名もの参加者がありました。
 中学生の初心者参加者もあり、ここ数回の開催の中ではかなりの大人数となり、盛況のおかげを頂きました。この勢いを継続していけるよう、支部として取り組んでいきたい所存です。
 また、一昨年より全楽器の本部楽員が揃った事で、名古屋分会としての練習会の開催機会や内容の充実を図っていきたいと思います。


東近畿支部
 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
昨年下半期の行事は、6月18日典楽講習会に三重県亀山教会を会場に36名が稽古をさせていただきました。7月2日には東近畿教務センター主催の平和集会が三重県松阪市にて行われ、東近畿支部より舞人を含む16名が出楽させていただきました。また8月4日には、綾部市において綾部市宗派平和集会が行われ、祭典の奏楽に3名が奉仕させていただきました。9月10日は楽員練習会を開催、石井広明先生を講師にお迎えし28名が秋の大祭に向け稽古をさせていただきました。地方大祭には13教会延べ69名が奏楽のおかげをいただきました。また7月の楽員認定試験には篳篥1名箏2名が合格のおかげをいただきました。有り難いことでございます。


中近畿支部
 平成18年下半期もおかげをいただき、無事に行事を進めさせていただいております。
 8月27日に梅田教会において、支部練習会及び講習会を開催いたしました。本部広前奏楽曲目を各楽器ごとや、舞も合わせての合奏等を一生懸命お稽古させていただきました。毎回暑い時期での練習会ですが、大勢の参加をいただき、有難いことでございます。
 御本部生神金光大神大祭では、31名が奏楽奉仕をさせていただきました。地方大祭におきましては、65教会延べ295名が奏楽御用をさせていただきました。
 また、11月8日の金光藤蔭高等学校の感謝祭(創立80周年)におきまして、本年も生徒と共に楽人が奏楽御用をいただきました。これからも若い世代の人たちが本教の道の教えに生かされますよう、ともに励み努めたいと願っております。


西近畿支部
 平成18年8月28日駒ヶ林教会にて、支部主催の発表会を開催いたしました。この発表会は、従来新年に支部行事として、初合奏という形で開催されていましたが、楽技の向上のみならず、交流と、後進のへの啓発という思いをこめて、なるべく多くの方々、また、若い世代にも参加していただけるようにと夏休み中に開催することとなり、現在に至っています。今年は16回目の発表会となり、課題曲(金典)と自由曲、また歴史舞等の大曲も披露され、初心者からは、発表曲に合わせた譜本を用意して欲しいとの声が聞かれ、運営側も時間的制約の中での今後の課題と考えております。
 また、9月15日の元会長小井勉先生のご葬儀に際しては、洲本教会長より楽葬でとのお申し出をいただき、典楽会会長はじめ関係各位のご協力をいただき、三管の奉仕とともに、先生がご生前に録音されていたテープをお孫さん方が編集されたものをご会葬の方々にもお聞きいただき、つつがなく仕えさせていただけましたことを支部一同より御礼申し上げます。


中国支部
 瀬戸内海の小さな島、邑久光明園において、5月17日天地金乃神大祭が執り行われました。
 7月30日には楽員認定試験があり、筝四名、舞人二名が合格されました。
 8月23日広島国際会議場にて世界宗教者平和会議、青年世界大会が催され、中正楽、「四調の春」を演奏しながら各楽器を紹介しました。また吉備舞は「富士の峯」を披露しました。日本古式の衣装で演奏し、参加者の半数は外国人で非常に感動されたようです。
 9月10日生神金光大神大祭の曲を中心に稽古し、9月30日には吉備舞の夕べ、「九重」と「足柄山」の曲を演奏し大勢の方が来られました。10月1日の本部大祭には多くの参拝者で楽も上手に奉納されました。
 11月19日は倉敷王子ライオンズクラブ認証35周年記念事業に吉備舞を披露しました。


四国支部
 平成18年度下半期の諸行事もおかげで滞りなく行う事ができ、ありがたい事でした。
 7月29、30日には、松山教会、西条教会を会場に、恒例の練習会及び講習会が開催されました。第一日は松山教会において、本部楽人による練習会が行われ、十名が参加しました。第二日の西条教会での講習会は、秋の本部大祭使用曲を中心に、金典、中正楽などを繰り返し稽古しました。最後には締めくくりとして全員で合奏を行い、小さな舞人たちも一生懸命に舞い、充実した二日間となりました。
 月例練習会も、中予分会は、8月は衣山教会で21名、9月は三津浜教会で21名でそれぞれ行われました。南予分会は、9月は三瓶教会で18名で行われました。いずれも大祭使用曲、霊祭使用曲を練習しました。吉備舞のお稽古も随時行われています。


北九州支部
 6月4日 吉備舞講習会、6月23日 筝講習会を西八幡教会において開催しました。舞は30名、筝は78名の参加で「富士の峯」「御十日」「朝熊山」を、希望別で練習しました。
 7月10日、九州に楽の礎を導かれた桂松平大人90年祭、6月4日、桂末子姫15年祭を小倉教会で支部楽員11名が奏楽の御用をいただきました。
 9月4日、恒例の親睦会を山口県、湯田温泉、大谷山荘で27名が集いました。毛利氏菩提寺の東光寺、松陰神社、萩の町並を散策し、楽しく有意義なひとときでした。9月18日、楽員練習会を西八幡教会で、47名の参加者が、終日一生懸命稽古しました。
また、認定試験では、龍笛1名、吉備舞2名が合格しました。共々にお役に立ちたいと願っています。


南九州支部
 南九州支部では、昨年1月初合奏の時に支部長西村千恵子先生が辞任を発表され、後任者未定のまま支部長代行者が、有志の方々と共に今後のことについて、南九州支部が組織としてどうあったらよいのか、現在模索中といったところです。理想としては、南九州教務センター管内での典楽会員全体の組織でありたいが、交通の便をはじめ、その他の面も考慮しながら熟慮して、御取次をいただきつつ、本教祭典奏楽のあり方を祈り合い、願い合い、金光教典楽会の組織の中で信心と楽技の向上を目指し、時間をかけて、充実した支部の発展をお蔭蒙ってまいりたいと念願いたしております。どうぞよろしくお願いいたします。