関東支部
 
平成17年度の前期の支部活動を報告いたします。
1月30日、新宿教会において総会と演奏会を行いました。12教会、30名程の参加でした。
御本部の天地金乃神大祭には、龍笛1名、箏4名が御用のおかげをいただきました。支部練習会も、年6回ほど、予定しています。典楽や中正楽の基礎をお稽古する練習会も設定し、会員増をめざしています。


東海支部
 毎年1月は収容者のための年頭祈願祭が、執り行なわれます。本年は名古屋拘置所(5日)及び名古屋刑務所(13日)にて行われ、名古屋分会では奏楽、吉備舞のおかげを頂きました。
2月には本部指導員の先生方ご指導のもと、東海支部春季典楽講習会を岐阜方面は笠松教会(26日)、名古屋方面は杉村教会(27日)にて開催し、両日で約30名を超える参加がありました。最近は女性で笛を練習される方が増えましたので、華やいだ講習会となりました。
4月のご本部大祭には東海支部の本部楽人が多数奏楽のおかげを頂きましたが、中でも昨年、支部初の篳篥の本部楽員試験に合格された方もおかげが頂けました事は誠に喜ばしい事でした。
また夏には静岡方面での講習会を計画しております。紙面をお借りして、皆様のお力添えを宜しくお願いいたします


東近畿支部
平成17年度前半は、1月23日物故会員霊神祭、初合奏、総会より始めさせていただきました。今年度は支部長が交代し、青木美紀男氏を先頭に頑張って参りたいと思います。
今年度の初練習会は、3月27日東近畿教務センターを会場にお借りし、石井広明先生のご指導の元、41名が春の大祭使用曲を中心に稽古をさせていただきました。4月、5月は地方大祭に延べ70名が奏楽のおかげをいただきました。また、6月には三重県関教会を会場にお借りし、典楽講習会を開催する予定にしております。


中近畿支部
 平成17年もおかげをいただき、元気に活動を始めさせていただいております。
まず、1月30日に初合奏並びに総会が開催されました。各人皆、今年も1年日々がさらなる信心と楽技の向上を目指してお稽古に励ませていただけるよう、ご祈念いたしました。
3月6日には大阪教会において51回目の会祭並びに物故会員慰霊祭及び演奏会が開催されました。楽人会員約150名程の参加で盛大に執り行うことができました。
今回初めて奉納舞を男児の舞人さんがご用されましたが、女の子の舞とはまた違う可愛らしさは参加者の衆目を集めることとなりました。
霊祭、御本部天地金乃神大祭、地方大祭におきましては、大勢の御用奉仕を無事におかげのもと、努めさせていただき、ありがたいことでございます。
6月19日は泉南教会、7月3日には梅田教会にて全体練習会を開催いたします。
また、本年1月1日より、新しく片田豊三氏が支部長に就任されました。楽人会員共一丸となって、楽の道に精進させていただきたいと願っております。


西近畿支部
平成17年は2月に典楽会本部結成50周年記念典楽祭が執行され、典楽に精進された先師・先輩の霊様に御礼申し上げる意義ある祭典が持たれたことは有難いことの極みであります。
西近畿支部におきましては、年次計画に沿い、管内刑務所・拘置所の年頭祈願祭を始め講習会などの諸行事を進めて参ります中で、御本部天地金乃神大祭のご比礼をいただき、各教会のご大祭奏楽ご用をいただいて参りましたことは誠に有難いことでございます。
特に神戸におきましては、阪神淡路大震災10周年金光教集会が2月13日(日)西近畿教務センター主催のもと、神戸市文化大ホールで約2000名の参列をいただき盛大に開催され、奉告祭に15名の奏楽員がご用をいただくことが出来ました。
なお、当支部におきましては、来る8月28日(日)13時より支部結成50周年記念祭並びに物故会員慰霊祭を金光教西明石教会で開催させていただく計画で逐次準備を進めており、会員総力を挙げて遂行させていただく大みかげを蒙りたいと願っております。


中国支部
中国支部では、毎年奉納舞、演奏舞など、1年間行われた舞を中心に、12月に再度練習の成果を発表しておりますが、今年は嗜好を変えて、舞人全員が舞装束をつけ、お化粧をし、仮舞台での生演奏を本格的な出で立ちで3才から24、5才頃の舞人が、14曲を披露すると見ている人たちは「素晴らしい」と感動されておられました。舞人38名、箏34名、管方21名による演奏でした。
また、越年祭、元旦祭はここ10数年御奉仕させていただいております。
1月は、少年院、刑務所での年頭祈願祭、2月13日は、支部一般練習会に97名が参加、2月19日は、典楽会結成50年記念式の祭典において、舞、箏ほかの御用、3月6日、小野先生のご葬儀がエヴァホールにて行われ、奏楽奉仕を行いました。3月13日、楽寮で大祭の曲目練習、4月天地金乃神大祭に20名が御用、5月8日、生神金光大神大祭および教団独立記念祭の曲目練習に53名が参加、5月26日、邑久光明園の大祭の御用、6月29日、岡山市におけるヒーリングコンサートに吉備舞「春の調」を演奏する予定にしています。


四国支部
平成17年を迎え、1月23日松山教会を会場に、初会及び総会が開かれました。午前中は初合奏、午後より総会に移り、会計報告及び行事計画などが話し合われ、承認されました。
その後、この度の50周年記念行事について、いろいろと意見が交わされました。参加者は34名でした。
月例練習会は、2月、道後教会29名、3月、大南教会18名、また南予分会では、2月、大洲教会20名、3月、三瓶教会18名でした。霊祭、本部大祭曲を中心に練習を行いました。
3月6日には松山刑務所において、恒例の春分祭が執り行われ、楽人6名が奏楽奉仕のおかげを蒙りました。
 

北九州支部
恒例の北九州支部総会並びに合同演奏会が、3月27日、西八幡教会においてありました。
11分会、168名の参加者でした。各分会が、1年間の成果の発表をします。その中の、下関分会では、舞人8人中、3人が男の子(小学5年生以下)の舞い手に、目を見張るものでした。
稽古は、週1回、子どもたち自身で当番を決めて、ご祈念先唱役、扇の配布、後片づけをします。その吉備舞を見て、是非やってみたいと、未信奉者の子供さんが熱心に稽古に励んでいます。
当日も、よく揃っていて、会場は大きな拍手に包まれました。この男舞いについて、珍しいことではないことが、このたび刊行されました「典楽ものがたり」の中に記述されていました。著書には、典楽に対する先人の熱い思い、ここからの楽の担い手の道しるべをいただいたと思います。
また、本部典楽会結成50年記念の祝宴において、支部紹介がありましたが、北九州支部では、即興で支部全員での炭坑節を披露しました。
心をひとつにして、人の和となり楽しいひとときでした。


南九州支部
平成17年1月16日は、南九州支部は中津教会にて、今年の御用成就を願って初合奏をさせていただきました。
当日は大変な雪でしたが、参加者16名のお繰り合わせをいただきました。
支部長のご挨拶に「典楽の御用は、いかに神様がお喜びくださるかわかりません。体に気を付けて御用奉仕をさせていただきましょう」とお言葉がありました。
全員で会員の心得を奉唱した後、御神前に向かって合奏いたしました。
金光教典楽、中正楽の練習もさせていただき、皆熱心にお稽古に取り組みました。
食事もなごやかに話し合いながら、楽しくいただきました。
終了のご祈念後は、次会を楽しみに解散いたしました。