関東支部

 明けましておめでとうございます。教祖金光大神様120年をお迎えする大切な御年、心新たに、一丸となって、よりよい楽を「お供え」させて頂ける様、稽古に励み、御用のお役に立たせて頂きたいと願っています。
 さて、昨年の主だった支部活動ですが、8月3、4日、浦和教会において、本部指導員の榎本寿行先生、片田豊三先生、岸井和賀子先生、をお迎えして、10教会、26名参加しての講練習会を開催し、数名の初参加の会員共々に、熱心な稽古をさせて頂きました。また、7月21日には、東京平和集会「祈りのつどい」(千鳥ヶ淵戦没者墓苑)において、吉備舞が奉納され、筝3名、各管1名の6人が奏楽の御用にあたりました。その他、本部生神金光大神大祭に筝2名、管2名が奏楽御用におかげをこうむり、また、各教会での御大祭にも、楽人それぞれが奏楽の御用を仕えさせて頂きました。




東海支部

 東海支部では、梅雨明け間近の7月13日、14日の両日に、笠松教会(岐阜)、名古屋教会(名古屋)において、本部指導員の先生方をお迎えして東海支部典楽練習会・講習会が開催されました。
 今回は中高校生の初心者の方の参加があり、また参加常連組に加え、今まであまり参加のできなかった方々の参加もあり、典楽会東海支部の層の厚さを感じさせる練習会・講習会となりました。
 8月25日には藤枝教会(静岡県)を会場に、典楽会東海支部主催による典楽練習会が開催されました。3教会より25名程の参加者があり、三管・筝のアドバイザーとして岐阜分会・名古屋分会より参加した4名の楽人と共に、残暑の中、熱のこもったお稽古が行われました。
 教祖120年のお年柄を迎えるにあたり、東海支部楽人それぞれが麗しく奏楽の御用を仕えさせていただくと共に、さまざまに執り行われる奉祝行事等にも、岐阜分会・名古屋分会・三河分会並びに静岡県の楽人の方々と共に、一丸となって取り組ませていただくことを祈念しております。




東近畿支部

 明けましておめでとうございます。教祖120年の御年、改めて教祖様のみ教えをしっかり頂き、信心と楽技向上のおかげを頂きたいと思います。
 さて、東近畿支部平成14年後半の行事は、7月14日三重県勢津教会を会場にお借りし、典楽講習会を開催。猛暑の中、55名が、金典、中正楽を中心に稽古させて頂きました。今年は若い初心の方の参加が多数あり、順調に伸びて近い将来ご本部大祭の奏楽奉仕ができたらと思いました。引き続き教務センターをお借りして秋の生神金光大神大祭に向けての楽員練習会を8月11日に開催、中野修先生指導の元、大祭使用曲の稽古をしました。10月、11月は地方大祭の奏楽奉仕、13教会延べ73名がおかげを頂きました。また、8月の楽員認定試験では2名が合格のおかげを頂きました。




中近畿支部

 平成14年下半期の行事を無事おかげのうちに終えさせて頂き、ありがたいことでございました。
 6月16日泉南教会にて練習会及び反省会を、また8月11日には梅田教会にて支部練習会及び講習会を開催いたしました。大祭使用曲を中心に皆暑さにもめげず、一生懸命で有意義な一日を過ごさせて頂きました。
 御本部生神金光大神大祭におきましては、4日間で30名奏楽奉仕をさせて頂きました。
 地方大祭におきましては、66教会延べ309名が奏楽御用に当たらせて頂きました。
 また、藤蔭高等学校典楽部の練習指導を日々支部でさせて頂いておりますが、本年も11月27日の秋の感謝祭で、生徒さんの舞・筝と一緒に奏楽の御用をさせて頂きました。このことを通して、我々が精進させて頂くと共に、学生に対して典楽への関心と本教への理解を深めさせて頂きたいと願っております。




西近畿支部

 各教会の生神金光大神大祭が仕えられ、それぞれが奏楽の御用を無事に終えさせて頂き、有難い事でございます。
 西近畿支部では、毎年の行事となりました典楽発表会を8月18日に西明石教会をお借りして行いました。おくり合わせを頂きまして無事に演奏会を行う事ができました、参加者82名、15グループ、発表曲24曲、舞は4曲で5名の舞人さん達があでやかに舞われました。
 発表会も13回目を迎える事ができまして本当に有難いことでございます。毎年各グループが色々と発表曲を考えて出演して下さるので大変勉強になります。
 また、今年度の典楽会本部の認定受験者は、龍笛1名、笙1名、筝3名の5名が合格されまして有難く、また、心強く思います。





中国支部

 中国支部の下半期の行事は、6月16日の旭川教会(北海道)百年大祭に有志で奏楽の御用を戴き、吉備舞(箙之梅)を演奏し、北海道の皆様に初めての吉備舞を奉納させていただきました。7月31日は尾原初代楽長の墓地に10人でお参りさせていただき、8月18日にはイベントとして日本吟剣支部少年少女大会で四季の景色(花の吹雪)を披露し、8月20日は生神金光大神大祭の曲目を玉水教会控所で新会員と共に練習会及び講習会を行い、95人の参加でした。また、楽員認定試験には、筝3名の合格を戴きました。その他にも分会では、山口、広島で練習を行っています。12月23日には、第19回吉備舞、演奏会を行い、平成14年度の行事を締めくくりました。




四国支部

 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
 昨年14年度下半期の諸行事も、おかげをもちまして滞りなく執り行うことができました。後半の行事は、四国支部練習会並びに講習会より始まりました。暑さ厳しい7月20日、21日の両日、山城教会を会場に開催され、参加者は47名でした。本部生神金光大神大祭曲を中心に練習が行われ、最後には、今までの練習の成果を充分に発揮すべく合奏で締めくくりました。習得したことを無駄にしないよう、さらに練習を重ねて神様に喜ばれる御用をさせて頂きたいと思います。
 月例練習会や南予支部練習会も予定通り行われました。
 また、14年度の楽員認定試験に、越智清志さん(川上教会・龍笛)と、伊藤貞子さん(粟津教会・筝)が合格されました。今後共、一層御用に立たれます様、お祈りいたします。
 最後になりましたが、11月4日伊予市文化祭において、伝統芸能として、吉備舞「神路山」を舞わせて頂きました。皆様に大変喜んで頂き、有難いことでした。




北九州支部

 6月16日、久原教会に於いて吉備舞講習会を開催した。約40名の参加者で、「千代の挿頭」「薄紫」「老松」の3曲を練習した。8月19日には、楽員練習会を西八幡教会にて開催した。参加者38名でした。太田恵美子教会長より、「楽員とは後進の指導に当たることができる資格を頂いたのです。後に続く楽人を育てることは、楽技の外に、指導方法の上手、下手も問題になってきます。人を指導するということも視野に入れてお稽古をして頂きたい」とのお話を頂いた。9月1日、恒例の親睦会を熊本の玉名温泉で行った。台風一過の素晴らしい天気に恵まれ、22名の参加者が親睦を深め、ゆったりとした気分の中、来年の計画の話まで出て、楽しく有難い集まりでした。9月8日、打楽器、管楽器の講習会を久留米教会にて開催し、24名の参加者でした。中正楽、玉串曲、金典を練習した。初心者の方が多数参加された事は嬉しい事でした。




南九州支部

 猛暑厳しい8月11日(日)大分県最北の都市、福沢諭吉の里でもある中津市、中津教会において、10時より16時迄、本部指導員の岡田、矢野、荒、西村四先生の御指導のもと、金典、中正楽、舞曲、玉串曲などをみっちり御指導頂きました。会員の心得奉唱の後、笙、龍笛、篳篥、筝とそれぞれ個別に午前中は練習をいたしました。昼食時間もそこそこに、午後は全員揃って合奏の練習をいたしました。出席者は20名程度でしたが、中味の濃い一日であったと御礼申し上げます。
 なお、今年は南九州支部長、西村先生の中津教会開教100年の御年柄でありますので会員一同御礼の典楽の御用を頂きたいと願っております。