関東支部

 今年度も、1月27日の総会並びに恒例の演奏会で支部活動を始めさせて頂いた。
 総会においては、今年度の活動計画が立案され、昨年同様の活動内容が決定された。又、役員改選にあたり、支部長に小寺幸男氏が再任、それに伴い各役員、委員も選出された。続いて、午後からは演奏会を開催。今回は少人数となったが、力のこもった12曲が、6教会、舞人を含め22名によって演奏が披露された。
 その他、春の本部御大祭及び各教会での大祭の演奏の御用もとどこおりなく仕えさせて頂いた。
 最後に、昭和54年より長きに渡り楽員として本部御用並びに当支部発展と指導的立場で、楽人育成に携われた、馬場正義氏(笙)が、健康上の理由で退会された。
 大変残念なことではあるが、最後にお育て頂いた楽人も、一昨年楽員となり、順調に育っており、笙の楽人の道をつなげてくださったご尽力に感謝し、お礼の気持ちにかえて、ここにお知らせさせて頂く。



東海支部

 毎年1月は、収容者のための年頭祈願祭が仕えられますが、今年は5日(金)に名古屋拘置所にて、6日(土)は名古屋刑務所において行われ、名古屋分会では奏楽、吉備舞の奉仕のおかげを蒙りました。
 東海支部の本部指導員による春季典楽講習会は、3月3日・4日に行われました。3日は笠松教会を会場に、4日は名古屋の古渡教会にて開催されました。
 当日は、天気の予報が悪く心配しましたが、11教会26名が参集し朝10時より夕刻5時まで、熱心なご指導をいただきました



東近畿支部

 平成13年は、21世紀の始まり、そして我が金光教におきましても教団独立101年目で、新たな世紀の始まりでもあります。世の中は不況で真っ暗でありますが、この時こそしっかりお蔭を頂いていきたいものです。
 東近畿支部年頭の恒例行事、初合奏、総会、物故会員霊神祭も無事終えさせて頂き、1年がスタートしました。3月11日には石井広明先生を講師にお迎えし、今年初めての練習会を教務センターを会場にお借りし開催、38名が大祭使用曲を中心に稽古をさせて頂きました。この春は2名が初めて「親」の大役を頂き、稽古も一段と熱が入ったようです。4月、5月は地方大祭に延べ86名が奏楽御用のお陰を頂きました。6月には講習会を予定しており、多数の方の参加を期待しております。



中近畿支部

 平成13年もお蔭を頂き、元気に活動を始めさせて頂いております。まず2月25日に大阪教会において会祭及び初演奏会が開催され、吉備舞曲、金典、中正楽を合奏致しました。
 本部大祭においては、総数36名奏楽奉仕させて頂きました。地方大祭では、69教会延べ330名無事お繰り合わせを頂き、奏楽御用のお蔭をこうむりました。
 日々は各人レベルの練習の上、各楽器ごとの練習を月2回行い、月1度全楽器合同の練習会を開き、本部大祭使用曲を中心におけいこに励んでいます。また、各所で開いている典楽教室も、益々参加者が増え、本部楽人にお取り立て頂く日を願って、皆一生懸命おけいこをさせて頂いております。
 藤蔭高等学校の生徒を対象とした典楽教室では、今まで筝と吉備舞を指導させて頂いておりましたが、近頃笛(龍笛)の方でも、自ら興味を持った信者さん以外の一般生徒の方がおけいこを始められています。お道の枠を越えての楽の普及をありがたく思っております。



西近畿支部

 好いお天気にめぐまれました4月1日御本部広前では、教主金光様御祭主のもとに天地金乃神大祭が執り行われました。私達楽員12名も4回の御大祭におくり合わせ、御都合のおかげを頂きまして、それぞれに奏楽の御用をつとめさせて頂きまして真に有難い事でございます。
 2月17、18日は本部練習会に参加させていただきまして大祭使用曲の練習をさせて頂きました。笛11名、筝10名、舞2名が参加しました。又典楽会感謝祭と典楽功労者報徳祭にも参加させて頂きまして有難い事でございます。
 2月25日、西近畿教務センターに於いて典楽練習会を行いました。小井先生を始め、金岡、佐久間、中野、桑山、牛尾、中村の本部指導員の先生方の御指導を頂き、金典、中正楽第一巻、玉串曲第一巻と霊地の光等を色々と御指導頂きまして有意義な練習会の一日でした。
 他の教会行事等と重なりまして参加者は少なく25名でした。



中国支部



四国支部

 平成13年度を迎えて、1月27日松山教会に於いて初会及び総会が開催されました。午前中初合奏を行い午後より総会にうつり、決算予算報告や行事予定が話し合われました。出席者は38名でした。
 月例練習会は2月25日道後教会で31名が参加し、霊祭大祭使用曲を中心に練習しました。そして、3月5日には松山刑務所に於いて恒例の春分祭が仕えられ、楽人6名と舞人1名が奉仕させて頂きました。
 今年は発会45年という節に当たり、物故者霊祭を堀江教会を会場に教会長御斎主の元に仕えさせて頂き往時の楽人方の俤を偲ばせて頂きました。しかし、霊祭時期でもあり、又、前日の芸予地震などの支障も合って参加者は30名足らずの慰霊祭となりました。
 春休みに入ってからは吉備舞の稽古が始まり、今回は稽古の他に装束の付け方やお化粧等を習い、ビデオに撮ったりして熱心ににぎやかに講習を受けました。おかげで年々舞人の数も増え大変有難いことです。大祭以外にも発表の場があれば一層の励みになると思われます。



北九州支部

 北九州支部の大きな行事に、各支部が一年間練習した成果を発表する合同演奏会があります。
 今年は、西八幡教会にて、3月24日、150名が参加して行われました。各分会ともとてもよく練習を積んでいます。中でも、熊本分会の幼稚園児2人による『養老の滝』は可愛くて、綺麗でした。また、幼稚園児から、大学生14人で『桜狩り』を発表した分会も皆が揃って舞う姿に大きな拍手でした。さらに、指導者による『吉備の中山』も、「迫力あふれて、とてもすばらしかった」と会員から、感嘆の声があがっていました。
 会長から「『吉備舞を通して、礼儀作法や、神様に向かう心を育てていきたい』と今年度の北九州支部楽人の抱負が、金光新聞に載っていましたが、若い人が御用を通して、お育て頂き、指導者になっていくことは、力強くありがたいことです」と挨拶がありました。
 2月12日、楽員練習では30名、3月18日、管楽器練習では23名の参加でした。
 6月23日には、筝の講習会、7月14日には、舞の講習会が予定されています。



南九州支部

 南九州では1月11日、本教独立百壱年という新たな年を迎えるにあたり、中津教会にて、初合奏が開催され、開会行事では、御祈念につづいて、全員で会員の心得を奉唱、支部長、西村千恵子先生より挨拶の中で、「私共、典楽の御用をさせて頂く者は真に有難い事である。今日こうして私共一人ひとりが願い通り此のお広前で初合奏に参加させて頂けるということに、どれほどお礼申さねばならないかと思います。神様に楽をお供えさせて頂くということは、神様に自分の命を頂けている、此の命は神様に捧げている、ということです。其の事を肝に銘じて今日の練習を兼ねての初合奏をお蔭頂きましょう」と力強い挨拶を頂きました。
 金典の着席、退下全曲、中正楽第一、二、三、七等を稽古させて頂き、12時半昼食、カラオケ等も出て、大変楽しいひとときでした。
 今年は豊前四日市教会の会員も参加、一段と稽古に熱が入りました。
 現在の会員数は少ないが一人ひとりの会員が熱い願いのもと御取次を頂いて信心と楽技の向上を目指してここからのお蔭を蒙って参りたいと思います。