関東支部 



  平成27年上半期、関東支部では、1月24日に鶴見教会において総会と演奏会が行われました。総勢31名が参加し、演奏会ではグループごとに日頃のお稽古の成果を発表しました。今年は先生方から詳細な講評を頂いて、それぞれ励みにさせていただいております。
 また、本部の天地金乃神大祭には、当支部より新人1名を含む5名が御用を務めさせて頂きました。
 そして、数年来の念願でありました吉備舞のお装束がついに完成しました。今後、記念祭などで吉備舞奉納をなさる関東教区のお教会に貸し出しできるよう、準備に掛かっています。
 その一方で、支部開催の練習会では、じっくりとお稽古に取り組ませていただいております。今後とも、ますます多くの方々のご参加を願ってやみません。
 本部楽人・支部会員共々、日々つつがなく奏楽の御用をさせていただいていることを感謝しつつ、春の天地金乃神大祭に向かわせていただいております。
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 東海支部 

   毎年1月は収容者のための年頭祈願祭が執り行なわれます。本年は名古屋拘置所(7日)及び名古屋刑務所(9日)にて行われ、名古屋分会では奏楽、吉備舞のおかげを頂きました。収容された人達の更生と助かりを願い、奏楽させていただきました。
 2月21、22日に、本部指導員を迎え本部講習会を開催しました。1日目を笠松教会(岐阜)2日目は熱田教会(名古屋)にて、延べ25名の参加でした。参加者の中には、他支部からの方や若い初心者の方もおられ、参加者によい刺激となりました。
 毎月第2木曜日の夜に開催される支部練習会(志練場)において、少しずつではありますが参加者が増えてきており、また教会間で使用する曲の違いや楽人の人数の問題など情報交換できる良い場となりつつあります。
 本年2月のご霊地での本部練習会において、本部典楽会結成60年というお年柄に東海支部から2名の30年表彰のおかげを頂きました。永く続けさせていただけることは大変なおかげであると会員一同感じた次第です。 
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 東近畿支部
 

 
  平成27年度上半期の行事は、1月12日、教務センターにおいて、物故会員慰霊祭並びに初合奏、総会より始めさせていただきました。平成26年度行事報告、決算、平成27年度行事予定、予算案の承認を頂き、新年度がスタートいたしました。
 2月の本部楽員練習会には、支部より20名が練習のおかげを頂きました。
 3月12日には、四条教会(京都)において、三教会連合会物故教会長慰霊祭、3月29日には、京都市深草墓園にて、深草墓支部だより園慰霊祭の御用を頂きました。
 ご本部の天地金乃神大祭には、昨年試験に合格させていただいた、龍笛1名、箏1名の計2名が、初の奏楽御用を頂き、ありがたいことでございました。
 4月から5月には、地方大祭で9教会延べ49名が、奏楽御用のおかげを頂きました。
 6月7日には、今年度より新規加入されました方の所属されます湖北教会(滋賀)を会場にお借りして、典楽講習会を開催させていただきます。
 また、8月31日には、教務センターにおいて楽員練習会を開催させていただく予定です。
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 中近畿支部
 

 1月25日、大阪教会においての初合奏及び総会で、今年の支部の活動を始めさせていただきました。
 2月22日には、大阪教会で練習会があり、会祭での曲目を中心にお稽古をし、3月8日には、会祭並びに物故会員慰霊祭及び演奏会を開催いたしました。午前中は、演奏会が催され、午後から白神信幸教会長先生ほか、祭員の先生方で祭典が執り行われ、多くの先輩方を偲ばせていただきました。
 3月15日には、大祭の曲目を中心に練習会を行いました。
 本部大祭、地方大祭においても、多数の方がお繰り合わせを頂かれ御用に当たらせていただきました。奏楽の御用を心を込めてさせていただける喜び、日頃の練習の成果を御用を通して神様にお供えさせていただける喜びをありがたく思うとともに、さらなる精進に努めさせていただけるようにと願わせていただきます。
 今年1月より池内節廣氏が新支部長に任命され、御用にあたってくださっております。共に励み努め、楽の向上に努力工夫を続けさせていただきたいと思います。 
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 西近畿支部
 

 
  2月11日、阪神淡路大震災20年の慰霊行事が執り行われ、奏楽の御用を神戸と兵東のメンバーでご奉仕させていただきました。支部主催の講習会は、3月8日に、教務センターにおいて実施し、14教会29名の参加がありました。
 昨年の楽員認定試験では、3名の若者(笙1名・龍笛2名)が本部楽員として合格され、活気が生まれています。今後は、しっかりと典楽会行事に参加するなかで、楽技はもとより、良き伝統の継承者として、先輩諸氏から多くのことを学んでいただきたいと願っています。
 特に今年は、西近畿支部60周年の記念事業を8月30日、三田市商工会ホールにて開催予定です。現在、舞の継承については、本部指導員養成が急務ですが、講習会等の日程調整も難しく、若い人たちが、学べる機会を設けるよう支部としても検討しています。
 昨今、伝統芸能においては、名人名優の舞姿や演じる姿が映像として残され、若い役者への芸の継承に大いに活用されているとテレビでも紹介されていましたが、後進の育成には、直接の指導とともに、DVD等の活用が考えられないかと感じています。
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 東中国支部
  

  平成27年度の活動は、1月2日、本部修徳殿での「吉備遊び」で始まりました。ご承知のように本部行事としての位置づけではありますが、東中国支部が中心となって運営しています。今年も他支部から応援楽人を派遣していただき、舞人22名、地方28名により、演奏曲目全11曲目を披露しました。雪交じりの寒い日となりましたが、訪れた参詣者は、しばし足を止めて、美しい装束をまとい、立ち舞う舞人の姿に見入っていました。
 また、毎年のことながら、岡山少年院、岡山刑務所の年頭祈願祭に、それぞれ御用を頂きました。
 2月21日には、玉水教会控所にて、太田和子先生を箏の指導員としてお招きし、一般練習会を約70名の参加者のもとに開催しました。
 5月22日にはハンセン病国立療養所邑久光明園の天地金乃神大祭に、3名の楽人が奉仕いたしました。
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 西中国支部


 西中国支部では、1月24日に支部総会を開催しました。同時に奏楽練習と吉備舞の練習会も実施し、天地金乃神大祭使用曲を中心に稽古させていただきました。
 本年は戦後70年の年を迎え、広島では被爆70年という年に当たります。7月20日には、第70回金光教広島平和集会が開催されます。その慰霊祭の中で、5年前に披露した吉備舞「平和の祈り」をこのたびは男舞で、また、子供たちによる吉備舞「四季の気色 春」を奉納する予定で、現在稽古を進めています。原爆により亡くなられた20数万の御霊様をお慰め申し上げるとともに、そこから立ち上がって復興した広島に感謝し、子供たちに明るい平和な未来を託す。そんな行事に典楽で御用させていただけることは大変 ありがたいことです。心を込めて奏楽奉仕をさせていただきたいと思います。
 また、昨年開催した笙の洗い調律研究会に続いて、本年は、6月6、7日に、芸備教会を会場にお借りして、篳篥の蘆舌製作研究会を開催します。素材の蘆の選定から、ひしぎ、削り、仕上げまでを体験する企画で、篳篥の音色を左右する蘆舌の製作を共に学び合いたいと願っています。
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 四国支部

 2月7日、本部楽人として58年間御用され昨年10月にお国替されました、真鍋眞子先生を偲ぶ会が、松山教会において四国支部主催で行われ、四国各地より60余名の参加がありました。
 前半は、各分会による舞曲7曲の発表後に「教祖讃仰」が演奏されました。この曲は亡くなられたその日、先生が記念大祭で鞨鼓の御用される予定の曲でした。広前に曲が流れますと、参加者一同熱い想いに包まれました。
 後半はご主人である教会長先生を囲み、先生を偲ぶ座談会を行い、会員各々が先生のご遺志を受継ぎ、信心を本にした楽の稽古を続けることを改めて誓った日となりました。
 このようにして春へのスタートは切られ、3月8日には松山刑務所の春分祭が仕えられ、奏楽6名、舞人1名が御用させていただきました。
 また、今年は8月30日に四国教区集会「こんこうフェスタin 愛媛」が開催されることになりました。典楽会も出演させていただくことになり、選曲等準備を進めています。春の地方大祭終了後から本格的に始動する予定です。前回の「in 香川」から10年ぶりの開催です。しっかりと準備をして、フェスタ成功の一助になれますよう、努力してまいりたいと思います。
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 北九州支部
 
  1月24日、管楽器、打楽器の講習会を福岡高宮教会にて開催しました。参加者25名は、終日、意欲的に稽古に取り組みました。
 3月14日、春雨の続くなか、久しぶりのお日和を頂いて、総会及び演奏会が、147名の参加のもと、西八幡教会において開催され、11分会が会しました。
 小さな男の子4人舞の分会では、途中から3歳と5歳の舞人が現れると、お兄ちゃん達の顔が引き締まり、舞姿がしっかりしていく姿に、お互いが刺激し合って成長している彼らから勇気をもらいました。また、長い曲も優雅に舞う分会もあり、年々成長してありがたいと思います。歴史舞「桜井の駅」を、箏の本部楽員19名によって演奏しました。同時に装束の着付けの違いも紹介していただきました
 古人の言葉に「はぢをすて 人の物とひ習ふべし 是ぞ上手の 基なりける」と歌われています。
 楽の年数に関わらず、真摯に学び習うことを怠らず精進して、次の代に丁寧に伝わる努力をして、神様の御用に使っていただきたいと願っています。
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 南九州支部
 

  1月17日、大分教会において新春恒例の初合奏会が開かれました。典楽会南九州支部と大分教会14日会の楽人合わせて24名で、金光教典楽譜と中正楽、玉串曲などを演奏させていただきました。
 午前中の演奏終了後、御結界にて会場教会の大分教会長先生の挨拶を頂きました。その中で「九州布教百三十年のお年柄です。神様に喜ばれる奏楽奉仕ができるようにならせてもらいましょう」と挨拶がありました。その後、赤尾支部長の挨拶があり「昨年は、ケーブルテレビ等の出演もあり充実した1年でした。今年もいつ何があってもいいように、しっかり稽古に精進し、楽の奉仕をさせていただきたい」と結ばれました。また、最後には、「神人の栄光」「親神のよざしのままに」の典楽バージョンが演奏され、今年1年の各会の盛会と楽技の向上を祈念して散会しました。
 また、3月7、8日には、鹿児島教会を会場として支部練習会を行いました。2日間で延べ23名の参加者のなか、今年は初心者の方も来られて、譜面の読み方から唱歌の稽古、さらには龍笛の構え方まで教授させていただきまして、例年にも増して充実した稽古となりました。今後、一人でも多くの楽人が育ち、本部楽人として御用頂けるよう稽古に精進したいと存じます。
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