新会長あいさつ

    桑 山 啓 旦  


 このたび、片田豊三会長が七十五歳の定年を迎えられて退任され、会長推薦委員会が開かれました結果、私が推薦されました。
 教会長に、会長に推薦されたことをお届けし、「とても勤まるような器でない」と申し上げましたところ、先生は「先代の教会長は『教団の御用とあれば、受けさせていただきなさい。できる、できないというのは自分で決めることではない』と言っていた」とおっしゃいました。
 教会長も、常にご本部があっての教会である、とおっしゃっておられ、教会に御用がありましても、教団の御用を優先させてくださり、今日まで断ることなくさせていただいてまいりまして、そのことがあって今日の私があると思わせていただいております。
 前教主金光様が、御用のあり方について「役柄に奉仕する」ということを仰せられ、そのことについて「いろいろな役柄があるが、役柄が自分であるとは思っていない。役柄に奉仕するのが自分である」とおっしゃっておられます。その心を拝させていただきます
と、ある立場に立ちますと、ついつい自分がしなければとか、こうあるべきだとか、立場をもった自分というものを先に立てて事を進めようと仕勝ちであるが、どこまでも「させていただく」こととして、御用を通して改めて信心の上におかげを受けさせていただき、
そのような願いで、このたびお役を受けさせていただくことといたしました。どうぞ、お引き回しのほど、よろしくお願い申し上げます。
 なお、このたびの新役員編成にあたり、関係諸氏と協議し、人事構成については、規約及び会員の心得の中心となす「良き伝統を継承する」という願いに留意し、典楽会機能を充実発展させる上で、若い世代の方々に各部の補佐役として参画頂くべく、幹事の人数を
増員させていただきました。
 会員の皆様と共に、神様に喜んでいただくお供えの奏楽ができるようにいっそう稽古に努めさせていただきたいと存じます。
 本年は典楽会結成六十年記念行事のおかげを頂きました。結成七十年に向けて精進させていただきたいと願っておりますので、さらなる皆様のご協力、ご助言をいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 
 
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