関東支部 
 
 関東支部では、1月24日に千葉刑務所で執り行われた年頭祈願祭にて、吉備舞奉納を含む奏楽奉仕を行いました。翌25日には早稲田教会において、総会に引き続き演奏会が開催され、楽人舞人ともに日頃のお稽古の成果を披露しました。
 昨年より当支部では吉備舞の興隆に向けた活動を積極的に進めてまいりましたが、2月8日には、印象深い大雪となったご本部で、就学前の子どもたちが典楽祭で舞を奉納しました。また3月29日の吉備舞の夕べでは、関係各位の多大なるご助力のもと、3組4名の舞人が演奏舞をさせていただきました。全く不慣れでいろいろと手探りの中、これまでお世話になりました方々に心より御礼申し上げますとともに、当支部ではこれを一つのきっかけとして、吉備舞の更なる興隆に繋がるおかげを頂きたいと願っております。
 その一方で、関東各地の各教会において在籍の楽人により粛々と奏楽の御用が続けられていることは大変にありがたく、7月19、20日に浦和教会にて予定されている夏の講練習会では、多くの方がますます楽技を磨いてくださるよう願っております。
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 東海支部 
 
  東海支部では、年始から支部長以下役員が新体制となり活動させていただくことになりました。
 毎年1月に、拘置所と刑務所で年頭祈願祭を支部会員で御用させていただいております。収容された人たちの更生と助かりを願い奏楽させていただきました。
 2月1五、16日に、本部指導員を迎え、本部講習会を開催しました。1日目を笠松教会(岐阜)、2日目は上宿教会(名古屋)にて、延べ25名の参加でした。今年は箏の本部楽員が増え、喜ばしいことです。
 毎月の志練場での練習において、少しずつではありますが参加者も増えてきており、楽しみなことです。
 7月13日に、名古屋地方教会連合会主催の「教祖生誕2百年夏祭り」の開催が予定されており、名古屋分会として奏楽予定です。
 年始より入院療養中だった佐野美智子さん(御器所教会・箏)が、3月24日に86歳でお国替えされました。永きにわたり本部指導員としてご指導くださいましたこと厚く御礼を申し上げるとともに、ご冥福をお祈りいたします。
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 東近畿支部

  平成26年度上半期の行事は、1月12日、教務センターにおいて、物故会員慰霊祭、初合奏、総会より始めさせていただきました。平成25年度行事報告、決算、平成26年度行事予定、予算等の承認を頂き、新年度がスタートいたしました。
 2月の本部楽員練習会には、支部より23名が練習のおかげを支部だより頂きました。
 3月9日の典楽練習会では、教務センターを会場にお借りして、片田豊三典楽会会長を講師にお迎えし、春の大祭使用曲を中心に、27名が稽古をさせていただきました。
 ご本部の天地金乃神大祭には、昨年試験に合格させていただいた1名が、初の奏楽御用を頂き、ありがたいことでした。
 4月から五月には、地方大祭で、10教会延べ53名が、奏楽御用のおかげを頂きました。
 6月15日には、米原教会を会場にお借りして、典楽講習会を開催させていただきます。
 また、8月31日には、教務センターにおいて楽員練習会を開催させていただく予定です。

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 中近畿支部
 
 恒例の初合奏、総会は、1月26日、大阪教会で行いました。
 今年は、中近畿支部におきましては、結成60周年という節目になります。2月23日、結成60周年会祭並びに物故会員慰霊及び演奏会を大阪教会で開催し、中近畿教区各会の来賓をはじめ、楽員、一般会員約90名が参拝しました。
 祭典は、白神信幸大阪教会長先生ほか、祭員の先生方で執り行われ、これまでの御礼と今後の会活動御用成就をお願いさせていただきました。
 この度の記念の催しとしては、来る6月22日、「伊勢神宮参拝ツアー」を企画し、教祖様も参拝された伊勢神宮を、会員の岡田典明氏に解説をしてもらいながら辿っていきたいと思っています。
 また、当支部としては、大阪センターの協力を得て、「典楽教室会員募集」のチラシを、初めて各教会に案内させていただきました。問い合わせはわずかにありましたが、今後も継続していきたいと考えています。
 本部大祭に続いて、4月、5月の地方大祭においては、62教会263名が、奏楽奉仕のおかげを頂きました。
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 西近畿支部
 
 平成26年度春のご大祭に向けて、2月16日に支部主催の一般会員向け講習会を、西近畿教務センターにおいて開催し、参加者は17名(12教会)でした。
 今回は、夏に実施される本部楽員認定試験に向け、10代から20代の若い方々3名が挑戦されることとなり、この度の講習会で特別練習を実施しました。これからの支部典楽会発展の上に若いエネルギーを頂けることとなり、喜ばしいです。
 近年、中小企業・町工場においては、世界に通じる、わざ・技術の継承について、定年退職後もマイスターと言う資格で企業にとどまり、後進の指導に当たることに取り組まれている例が紹介されています。長年培った技量や技は、すぐに伝えられるものではなく、この様な仕組みを典楽会においても検討し、元気な高齢者はしっかりと役割と出番をもって、お役に立てるよう、人生90年時代にふさわしい御用のあり方、生涯現役の御用実践をさせていただきたいと願っています。
 例年8月に予定している支部発表会は、兵北分会の担当で開催予定です。
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 東中国支部
 
 平成26年1月2日、本部修徳殿において「吉備遊び」が開催され、吉備舞曲13曲を舞人21名、地方31名により演奏しました。このたびは、他支部から地方6人の応援があり、昨年以上に、行き届き、ゆとりのある演奏ができたのではないかと感じています。現在は、東中国支部が典楽会本部の要請を受け御用頂いていますが、経費的な問題はありつつも、将来には全会的な取り組みができていくようになればと思っています。
 1月10日、岡山少年院において年頭祈願祭が行われ、奏楽奉仕をさせていただきました。昨年、はじめて祭典後に吉備舞が奉納されましたが、今回は祭典次第中に組み込んでいただき、祭員の前で、文字どおりの「吉備舞奉納」となりました。祭典次第の短縮が賛否取りざたされる中、「神様のお供え」として吉備舞が次第中に奉納されるのは、楽人にとり喜ばしいかぎりです。
 2月11日には、黒住教本部において「RNN(人道援助宗教NGOネットワーク)ヒーリングコンサート」と津山圏域雇用労働センターにおいて「建国記念の日を祝う会」にそれぞれ出演、「花の吹雪」と「富士の峯」を演奏しました。1日に二つのイベントをこなすのは初めてのことでしたが、大過なく終え、主催者にも喜んでいただきました。
 本年度前期支部練習会は2月16日、76名の参加者のもと玉水教会控所にて天地金乃神大祭使用曲目の練習を中心に開催しました。
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 西中国支部

 1月2日、本部で行われた吉備遊びに当支部からも出演させていただきました。また、1月10日には、広島刑務所、山口刑務所、岩国刑務所で行われた年頭祈願祭に、それぞれ3管で奏楽奉仕をさせていただきました。本年度は、このような奏楽御用からスタートしました。
 1月25日には支部総会を開催し、奏楽練習、吉備舞の練習も合わせて開催させていただき、多数の参加がありました。
 本年は、当支部の主催で、8月2、3日、芸備教会を会場にお借りして、笙の洗い調律研究会を開催する予定です。これまで、支部内において検討を重ね、準備を進めて、いよいよ開催の運びとなりました。支部の枠を超えて参加申し込みを頂いており、笙には欠かせないメンテナンスのノウハウを共に学ばせていただき、笙の奥深さを知る有意義なものになればと願っています。来年には、篳篥の蘆舌製作についての勉強会を開催すべく、準備を進めています。
 3管、箏、吉備舞とも、各分会において稽古が進められています。特に、本部の天地金乃神大祭で奉納舞を舞うこととなった2人の舞人には、熱の入った稽古を重ね、当日は立派に御用を務めてくれました。
 また、本年も、7月には、広島平和集会、山口平和の祈り集会での奏楽奉仕をさせていただく予定です。
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 四国支部

 昨年末、徳島、香川、愛媛、高知の各県の理事が四国教務センターに集まり、会計報告及び講習会の日程、各県の現状、展望について協議しました。4県が1同に会することは、距離的に会場選びが難しい問題があります。今年は恒例の7月の支部講習会の充実と他県でのミニ講習会開催という願いに取り組みたいと思います。信心を基にした奏楽御用奉仕に携われる後継者の育成や、刺激し合いながら少しでも良いものを習得できる稽古の場を持ちたいと思います。
 愛媛県中予・南予分会の月例練習会、有志による夜の育成練習会は随時行われています。3月の吉備舞合同練習会は、大祭に向け熱心な稽古の成果を最後の合奏で確認できました。香川分会では大祭月も練習会を持ち、2月末には3管だけの練習会が支部の地方指導員を招いて行われ、御用姿勢に勢いを感じます。
 3月2日、松山刑務所春分祭には、五名の奏楽奉仕と2名の舞人が「金剛石」を披露しました。6月には高松刑務所での御用奉仕も予定されています。喜びを持って楽の奉仕をさせていただきたいと思います。
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 北九州支部

 平成25年度第1回打楽器・管楽器の講習会を、本部楽員の練習と兼ねて、西八幡教会にて、39名の参加者で開催しました。
 3月16日、暖春の日和の中、恒例の総会及び演奏会が、見学者を含めて百名余り、西八幡教会で開催されました。小さい双子の男の子が真剣な眼差しで力一杯に舞う姿を一心に見入るキッズ達(未来の舞人さん)の姿が印象的でした。各分会の舞も、年々、人数に合わせての構成、振り付けに工夫が見られ、指導者がお育ていただき、ありがたいと思います。また、参加者の若返りに、次世代への希望が湧いてきます。
 本部楽員は、歴史舞「吉備の中山」を演奏しました。初めて挑戦した舞人さんの、「歴史舞の所作、腰の落とし方、刀を振る間の取り方など、難しく戸惑いました。時間を見つけて稽古する時、手引き書があれば参考にして勉強になったと思います」という素朴な疑問に一考の余地があると思いました。
 舞の基本であるいろいろな技法が、今まで伝わってきたものから、次の代に正しく伝えていくための教則本のようなものがあればすばらしいと思いました。
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 南九州支部
 
 1月18日、大分教会において、典楽会南九州支部と大分教会14日会合同の平成26年度新春初合奏会が26名の参加者で開催されました。参加者1人ひとりが常日頃の練習の成果を十分に発揮して、教祖生誕200年のお年柄にふさわしい新春初合奏会となりました。
 また、3月8日から9日にかけて、鹿児島教会を会場として支部練習会を行いました。本年9月には、鹿児島県教会連合会での信奉者集会で披露できればと願っており、各々一生懸命に稽古に取り組んでいました。千利休の歌に「稽古とは一より習ひ十を知り十よりかへるもとのその一」とあるように、1昨年より昨年、昨年より今年といった具合に一歩一歩進歩していけるように今後とも稽古に精進し、少しでも神様のお役に立てる人間へと成長させていただきたいと存じます。
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