大雪の中の本部練習会 


 






 2月8日、9日、恒例の本部練習会を開催し、約230人の楽員が参加しました。
 前日の7日に降っていた雨が夜には雪に変わり、夜が明けても降り続き、ご霊地は、10年に一度あるかないかという記録的な積雪となりました。
 全国的にも大雪となり、鉄道の運転見合わせ、高速道路の通行止めといった情報が続々と入ってきます。
 はたして参加者の皆さんはご霊地までたどり着けるのか、開催が危ぶまれましたが、少しずつ楽員が集まってきました。結局、10時の開会を1時間遅らせて11時から開会することになりましたが、その頃には、約半数の方が到着でき、予定の班編制で稽古を進めることができました。
 中には、早朝に出発して、約半日、移動に時間を費やして、夜、典楽祭の直会も終わった後に到着する方も。そこまでして参加される楽員の心持ちに感心させられました。
 ところで、例年はご霊地の玉水教会控所を会場にお借りして本部練習会を開催していますが、本年は都合で使用できないこととなりました。約200人の楽員が稽古を進めていくためにどうすればいいかを話し合い、金光北ウイングやつなみホールを主会場としつつ、祭場、修徳殿、本部教庁会議室のそれぞれに分かれて稽古をすることにしました。会場が分散すると移動も大変ですし、それぞれの場所に運営スタッフも必要になります。そのような状況に加えて大雪で、移動がさらに大変になってしまいました。
 しかし、もしいつものように玉水教会控所であったなら、道路から玄関までの坂道は、あの雪では、上り下りがとても危険であったと思います。
 参加者にはご不便をおかけすることになってしまいましたが、そのような意味でお繰り合わせを頂いたと思っています。大変な状況ではありましたが、お互いに協力しながら稽古を進めることもでき、予定の日程を無事に終えることができました。
 それぞれに、思い出深い練習会になったのではないかと思います。


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