関東支部 
  謹んで新年のご挨拶を申し上げます。関東支部では、平成26年2月の典楽祭と4月の吉備舞の夕べで演奏舞のご用をさせていただくことになり、昨年から吉備舞の興隆を目指した取り組みが行われています。
 昨年7月14、15日には、本部指導員の那須善太先生(笙)、岡田信義先生(篳篥)をお招きし、毎年恒例の夏季講・練習会が芝教会にて開催されました。熱心にお稽古をさせていただいた甲斐あってか、2名が新たに認定試験に合格し、本部楽人としてご用に当たらせていただくことになりました。また、支部による新たな試みとして、吉備舞本部指導員の西田恭子先生をお招きし、昨年8月27日には、初心者も含め、広く舞人を募った講習会を、翌28日には指導者対象の講習会をそれぞれ開催しました。参加者にも大変好評で、今後とも継続して行われることが決まっており、今年は8月初頭に予定されています。
 その他、東京平和集会など各種行事に加え、各教会での奏楽ご用に楽員、支部会員共々お仕えさせていただいております。

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 東海支部 
  明けましておめでとうございます。
 東海支部では、夏季支部講習会として本部指導員の先生方をお迎えし、8月24日は笠松教会(岐阜)と、25日には御器所教会(名古屋)とで開催しました。両日で延べ33名の参加者がありました。
 講習会の後に支部総会を開催し、支部規約の改定などについて協議をしました。
 また、毎月第2木曜の夜に開催される志練場におきましては、徐々に参加者が増え、会場が満たされうれしいかぎりです。
 8月31日には名古屋センター主催による、金光教祖130年奉祝行事として、「Life Up-よろこびと笑いのつどい」が名古屋能楽堂において開催されました。オープニングは教祖様のお取次の一端を朗読劇と名地連有志による劇で紹介。続いて吉備舞「富士之峯」を東海支部の10名で奏楽と男性2名の舞を披露しました。休憩をはさみ、桂かい枝さんによる落語が上演されました。
 この模様は金光新聞9月22日号の1面に掲載されましたので、そちらもぜひご覧ください。
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 東近畿支部
  明けましておめでとうございます。
 平成25年度下半期もおかげを頂き、無事に行事を行わせていただくことができました。
 7月7日には、京都市の西陣織会館で、教祖130年京都布教130年奉祝行事の奏楽奉仕をさせていただきました。練習を重ね、無事におかげを頂くことができました。
 7月28日には、三重県松阪教会を会場にお借りして、典楽講習会を開催いたしました。暑い中、40名が練習に汗を流させていただきました。
 8月25日には、教務センターにおいて、内山正義先生を講師にお迎えし、教祖130年生神金光大神大祭の使用曲を中心に、30名が練習させていただきました。
 10月から11月は、各教会の教祖130年生神金光大神大祭に、延べ61名が奏楽のおかげを頂きました。
 また、本年の楽員認定試験では、篳篥1名が合格させていただきました。

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 中近畿支部
  新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 教祖130年のお年柄でありました平成25年下半期も、それぞれにご用のおかげを頂き、平成26年を迎えさせていただいております。
 8月18日に梅田教会において本部主催練習会・講習会が開催され、楽員・会員合わせて総勢53名の参加となりました。早朝より夕方まで、大祭奏楽曲を中心に稽古させていただきました。
 ご本部において仕えられました教祖130年生神金光大神大祭には、延べ34名が奏楽ご用にお使いいただきました。続いて各教会における大祭におきましても、61教会、延べ259名が奏楽ご用にお使いいただきました。
 10月30日には、関西福祉大学金光藤蔭高校の感謝祭への出楽ご用を頂きました。
 本年は、支部結成60年の節目の年となります。心新たに、信心と楽の稽古によりいっそう精進してまいりたいと存じます。
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 西近畿支部
  8月25日、神戸市兵庫区池田南部公会堂において、第23回西近畿支部発表会を開催しました。25教会67名が出演し、見学者5名を含めて参加者総数72名でした。
 発表曲は11曲で、金光教典楽の基本とする金典・吉備楽から歴史曲まで幅広い内容になっており、それぞれの地域での活動が評価できる内容となっていました。また、楽技の継承にも心掛けられ、この発表会の場が、若い世代や、初心者が挑戦する場としての取り組みもでき、喜ばしいことでありました。
 演奏後の講評については、本部での奏楽ご用での所作や、演奏方法を基本にしての指導が大変参考になるとの声もありました。
 また、演奏曲目については、事前に譜本の準備をし、各専修楽器の指導者がおられる場で、詳しく聞ける機会になってほしいとの前向きな意見もありました。
 次回平成26年度は、8月30日に兵北で開催されることが決定しました。
 また、支部内の若い楽員から楽技向上に向けた有志による練習会を開催したいとの要望があり、典楽会本部にも提案させていただいています。

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 東中国支部
  平成25年下半期もおかげを頂き、支部で予定されている定期練習会をはじめ依頼された行事出演のための稽古を一生懸命励みました。
 支部練習会は7月14日、71名の参加者のもと玉水教会控所にて教祖130年生神金光大神大祭使用曲目の練習を中心に開催しました。
 9月8日、金光図書館創立70周年の記念行事として開催された「としょかんフェスティバル」に出演依頼を受け「桜井駅」を舞人2人、地方4人により披露しました。この曲目は歴史舞の名曲として、本支部の中で大切に伝承されてきたもので、今回の演奏に関わる稽古にあたっては、支部内の若い世代への伝承という課題も併せて取り組みました。
 こんにち、支部の練習は本部大祭の奏楽曲目を中心とせざるを得ず、この「桜井駅」のような歴史舞や本部大祭に使用できない曲目は、稽古も滞ることになります。録音があるじゃないか、という意見もあるかと思いますが、その中には見えてこない微妙なニュアンス等は聴くことができません。やはり対面し、同じ空気の中で習い合わなければ伝わらないのだと思います。今後の課題としてこうした面にも取り組んでいきたいと考えています。

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 西中国支部
 7月20日、本部練習会を広島県の廿日市教会と「はつかいち文化ホール さくらぴあ」を会場にお借りして開催しました。太田和子先生を講師にお招きし、管方、箏関係20人、吉備舞関係20人の参加がありました。
 また、7月21日には、山口平和の祈り集会、7月27日には広島平和集会の慰霊祭において奏楽ご用をさせていただきました。例年の行事でありますが、大勢の前での奏楽でもあり、教会でのご用とはひと味違った緊張感が伴います。このようなご用の場を与えて頂けることはありがたいことですし、それに向けて少しでもよい楽のお供えができればと、稽古の励みになっています。
 そのほか、7月に笙の洗い調律研究会の第4回目を実施し、少人数ではありましたが、丸一日充実した研修が行われ、技術の向上に努めたほか、関連した道具の開発、製作も大切な要素で、いろいろ知恵を出し合いました。
 本年は、新楽員として、吉備舞1名が合格のおかげを頂きました。
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 四国支部
  新支部長体制での講習会は、7月14、15日、丸亀西教会において、笙の本部講師小山真紀子先生をお迎えして、初めて香川県で行われました。第1日は、本部楽人が大祭曲・吉備舞曲を中心に、指導に当たれるよう技量を磨きました。第2日は、一般会員を対象に奏楽人・舞人56名が、各楽器・初心者などに分かれて熱心に稽古に励み、最後の合奏で成果を確認しました。
 今年は、四国支部結成35周年にあたり、8月25日「吉備楽のつどい」が開催され、四国四県から130人を超える方々が角野教会に集いました。典楽を通しておかげを頂いた方の体験発表の後、徳島県・愛媛県(東予・中予・南予)、香川県・高知県・本部楽人による演奏会で稽古の成果を発表しました。持ち時間10分余りの中で、奏楽曲・舞曲各1曲を選曲構成し、解説紹介も各県にお任せしました。「大成功」「各県結束が深まった」といううれしい便りも届きました。
 来年度は各県代表者を選出し、総会に先だっての役員会を開催し、より充実した四国典楽会にしていきたいと思います。
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 北九州支部
  6月16日、西八幡教会にて、本部練習会と舞の講習会を開催し、36名が参加しました。
 6月27日、箏の講習会は、西八幡教会にて58名の参加でした。
 9月18日、管、打楽器の講習会を甘木教会にて、36名の参加で開催しました。初心者も増えてきましたが、講習会後の練習方法の問題点が浮き彫りにされ、これからの課題です。その後、引き続き、恒例の親睦会を玉名温泉で、18名、楽しく集い、リフレッシュしました。
 9月25日、北九州支部の前々会長の太田恵美子先生が、ご逝去なさいました。先生は、本部楽員としての指導、会の運営、機関紙の立ち上げ、発行と、多岐にわたりご活躍くださいました。ある講習会でのことですが、広い会場でたくさんの受講生に「花の吹雪」の曲の指導にあたっておられました。台風の影響で突然停電になり、手元の楽譜が見えなくなりました。しかし、先生はただ一人、最後まで弾ききりました。暗譜するほどの稽古、練習の大切さを身をもって教示してくださいました。
 本年度の認定試験では、篳篥1名、舞人1名が合格させていただきました。
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 南九州支部
  8月24日、金光教日田教会において、本部練習会・支部講習会に引き続いて、金光教典楽会南九州支部発足20周年記念御礼祭並びに記念式典が、典楽会会長・副会長にご臨席を賜り、開催されました。
 御礼祭では、日田教会長堀尾光俊先生のご祭主によりご祭典が執り行なわれ、祭主挨拶では「先覚先師が紆余曲折がありながらも、神様にお供えさせてもらいたいの一心で、新しい金光教典楽会が発足し、今に至っている。その中にこの南九州支部の20周年というおかげを頂いたことは、実にありがたいことです。これからも、互いに研さんし合い、楽技の向上と、すばらしい奏楽を神様へお供えしてください」と述べられました。
 また、記念式典では、典楽会片田会長よりご挨拶を頂き、御結界で「ご用に行かせて頂きます」と御取次を願うと必ず教会長先生から「お使いいただくんですよ」と言われるそうで、「神様にお使いいただけるようにと願って行かせてもらうことが大切なことです」とご教授頂きました。 南九州支部が20周年を迎えられたのも、神様はもとより多くの方々の御支えあってのものです。今後ますます研さんに励み楽技の向上に努めさせていただきます。
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