関東支部 
 平成25年上半期、関東支部では1月26日に鶴見教会にて、総会及び演奏会が行われました。総会では例年どおりの議事に加え、支部所有の楽人用装束の取り扱いが変わったことが報告されたほか、大幅な役員の改選が行われました。新支部長以下、新役員が支部会員の承認を受け、お役を果たすべく精進させていただきます。
 総会後の演奏会では、教会ごとに日頃のお稽古の成果を発表し、本部指導員の先生方より講評を頂きました。2月10日、11日には本部で講習会があり、当支部からは2名が楽員認定30年の褒賞を受けられました。そのほか、ご本部支部だよりや各地の教会にて、楽員、会員が奏楽の御用に日々務めております。
 また、来春には、関東支部がご本部の典楽祭や大祭で吉備舞奉納のお役を務める予定となっており、その下準備として、3月には吉備舞の指導者との懇談会が行われました。
 関東地方の各教会では記念祭をきっかけに奉納舞を始められるお子さん方があり、支部としても、これを機会に舞人・楽員の育成に積極的に取り組む方向で尽力させていただきたいものと願っております。
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 東海支部 
 今年は、教祖130年生神金光大神大祭を秋にお迎えするに当たり、個々人の信心も大事にしたいと思います。
 今冬の天候は、寒暖の差が厳しく大変でしたが、皆様の体調はどうでしたか。
 平成25年度上半期の行事は、例年どおり、1月に拘置所と刑務所の年頭祈願祭を支部会員で御用をさせていただき、ありがたく思っています。
 2月23日、笠松教会(岐阜)、24日、日置教会(名古屋)で本部講習会を、本部指導員を迎え開催させていただきました。会員の楽技及び信心の向上を願っています。
 講習会の参加者が、毎回ほぼ同じメンバーで頑張っています。今後、新規会員を増やすよう、毎月1回、志練場において、練習会を開催しています。
 楽の御用をさせていただく人が1人でも多くなりますよう祈願しております。
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 東近畿支部
 平成25年上半期の行事は、1月14日、教務センターにおいて、物故会員霊神祭、初合奏、総会より始めさせていただきました。
 総会では、平成24年度行事報告、決算、平成25年度行事予定、予算案等承認を頂きまして、新年度がスタートいたしました。
 本年初の行事は、3月17日、篳篥の松井光一先生を講師にお迎えし、四条教会を会場にお借りして、典楽講習会を開催させていただきました。大祭使用曲を中心に、44名が稽古をさせていただきました。
 ご本部の天地金乃神大祭には、昨年認定試験に合格した3名が奏楽のおかげを頂き、ありがたいことでございました。
 7月には、京都の西陣織会館において、教祖130年京都布教130年奉祝行事奏楽奉仕の御用と、三重県松阪教会を会場にお借りして、典楽講習会を開催させていただく予定です。

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 中近畿支部
 本年は、教祖130年、三代金光様50年のお年柄に当たります。この節年である本年も楽の稽古をとおして信心を進めさせていただきたいと願い、活動を始めさせていただいております。
 1月27日には、大阪教会において、初合奏及び総会を行いました。3月3日には、第59回会祭並びに物故会員慰霊祭及び演奏会を開催いたしました。今日までおかげを頂いてきたお礼の祭典と、日頃の練習成果の発表、あわせて楽技向上の練習会でもあります。前日より準備をし、当日は朝9時からご祈念、お届けをさせていただき、演奏会が催されました。72名の参加者があり、7組の舞人が「桜狩」ほか6曲の演奏舞を披露しました。午後からは、白神信幸先生ご祭主のもと、ご祭事が執り行われ、多くの先輩方を偲ばせていただきました。
 本部大祭、地方大祭においては、大勢の楽員が御用に使っていただきました。天地金乃神様に、今日の命を頂き、生かされている喜びをもって奏楽御用のおかげを頂きました。
 6月2日には、泉南教会において練習会並びに上半期の反省会を開催します。

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 西近畿支部
  春のご大祭に向けて、2月24日、教務センターにおいて支部講習会を開催し、参加者は、24名(14教会)でした。 春の本部大祭使用曲目「神の恵」と中正楽第一と第九を練習し、最後に合奏しました。これに先立ち、2月の本部楽員練習会には、支部より24名の本部楽員が参加しました。
 今年度の本部楽員認定試験受験予定者については、受験に向けての個別指導を実施し、最後の合奏練習において、度胸試しに試験曲目の金典から着席(松吹風)と退下(天地)を一人で演奏していただき、参加者全員から拍手の激励を受けました。
 後継者の育成については、それぞれの教会での取り組みと共に、分会(未結成においては、教会連合会等)・支部・本部という組織の場での働き合いを大切に考えています。
 認定試験への取り組みは、直接指導した指導者は、先輩諸氏にも意見を聞き、本人の受験の意思を確認したのちに、支部の練習会に参加を勧め、他の指導者とも協議する機会を設けています。
 その後、認定試験の書面の準備については、本人・指導者、関係役員が連携し、在籍教会長のお取次をもとに準備を進めていけるよう、助言指導を重視しています。指導者も、典楽会の良き伝統を継承していく担い手を育成することに向け、願いを持ち、諸準備を取り進めて行く姿勢が求められます。
 支部発表会を、8月25日に神戸市内で開催を予定しています。

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 東中国支部
  平成25年は、正月2日、朝10時から修徳殿にて開催された新生「吉備遊び」から始まりました。寒風吹きすさんだ昨年とは打って変わり、穏やかで暖かな日差しの中、総勢60名の舞人・楽人により、昨年一年間をかけて取り組んできた曲目を中心に、14曲を披露しました。年頭参拝者に金光教の文化を観覧していただきたいとの願いから、一時中断していたものを復活し、今年が2回目になります。参拝者の反応も上々で、演奏後の舞人には大きな拍手が送られていました。
 同月9日、岡山少年院において年頭祈願祭が執り行われ、その中で吉備舞が初めて奉納されました。これは、東中国支部からの願い出により、少年院内で活動されている教誨師の先生方の仲介を得て実現したものです。通例の奏楽奉仕に加え、あでやかな装束をまとった舞人の登場に、祭典は厳かな中にも華やかさが加わったようでした。更正を期す院生のこころに、少しでも良きものが残せたでしょうか。


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 西中国支部
 1月26日、山口県の玖珂総合センターで、総会並びに初練習会を開催しました。西中国支部の設立当初から支部長を勤めてくださった山田道之先生から、このたび、小山真紀子先生へと支部長が代わり、新たな体制のもとで今後の支部活動について話し合いました。
 そのなかで、笙の洗いや調律、篳篥の蘆舌製作の技術を持つ支部内の指導員を中心に、こうした技術を学び、研究していくことが話し合われ、笙の調律研究会はすでに数回実施しています。これによって、自身の演奏する楽器についてより深く知ることにもなります。こうしたことも楽技の向上にとって大切なことであると思いますし、伝えていかなければならない内容だと思っています。
 この活動は、来年度から一般にも広げていきたいと願っています。
 そのほか、例年御用させていただいております刑務所での年頭祈願祭の奏楽奉仕に、本年も当たらせていただきました。

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 四国支部
  平成25年、年の初めの総会が松山教会において開かれ、午前中初合奏、午後より総会に移り、会計・行事報告及び役員改選を行い、新支部長に丸亀西教会、河口惣子氏が推薦されました。また、新支部長在籍の香川県は「勢をそろえてお稽古を」という願いのもとひとつにまとまり、3月に典楽会香川分会が発足しました。
 月例練習会も順調に進んでいます。愛媛県中予・南予分会の月例練習会・有志による育成練習会も随時行われ、祭典楽、吉備舞曲を中心に、自覚を持ち、熱心な稽古を重ねています。
 3月3日、松山刑務所春分祭には、6名の奏楽人、2名の舞人により祭典楽、舞曲「倭琴」をお供えさせていただきました。中予分会では3月の練習会に合わせて物故慰霊祭が執り行われました。
 1月末、四国教務センター主催の教区活動連絡懇談会において、徳島県・高知県の先生方が典楽会分会の発足に意欲を示してくださいました。楽人育成のお働きを願っています。
 今年は、教祖130年のお年柄を迎え、いっそうお役に立たせていただきたいとの思いを新たにしています。

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 北九州支部
 管楽器、打楽器の講習会を、1月27日、福岡高宮教会で開催しました。若い人の参加が多く、ありがたいことです。
 3月24日、合同演奏会並びに総会を、西八幡教会において、126名の参加で開催しました。12分会の1年間の成果を発表します。支部長の挨拶の中で「目で見て、耳で聞き、心が併って楽技を磨くことと、師匠でありました吉木道照先生から厳しく教示頂き、目で見るとは師匠の手元をよく見ることです」との言葉に、我流になりがちの稽古に一石を投じてくださいました。
 各分会も年ごとに成果が見られますが、分会によっては後継が少なく、これからの課題でもあります。
 また、ご本部での奉納舞、ご大祭前夜の演奏曲も披露しました。見事にそろった舞に、大きな拍手でした。
 最後に、本部楽員14名の地方による菅公を演奏しました。情感あふれる中にも静かな舞、一糸乱れぬ地方。30分近く会場は、水を打ったような静けさでした。初めて歴史舞に挑戦した舞人も「舞の奥深さを教えていただき、この機会を頂いたことに感謝します」という感想でした。
 大切な文化が後世に伝わる努力を、いま怠ってはならないと痛感しました。

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 南九州支部
 教祖様130年、二代様、三代様、それぞれの尊いお年柄を頂く本年がスタートいたしました。
 今年は、私たちの南九州支部も、支部発足20周年という節目を迎え、これまで願いつつも、なかなか実現できなかった事柄が、楽人舞人が生まれ育ち、少しずつですが、おかげを頂いてきております。
 まず、1月14日、大分教会におきまして、今年7回目となる合同初合奏会が開催されました。続いて、2月10日、ご本部におきましての、典楽祭の奏楽と吉備舞を、支部として初めて受けさせていただくことができました。昨年より、話し合い、稽古を重ね、それぞれが取り組む中に、大きな喜びが生まれる大みかげをこうむることができました。
 3月23、24日、今年4回目となる鹿児島会場での練習会も、無事開催することができました。ここでも年々、楽の絆を深めることができているのではないかと思います。今後、分会でのコンスタントな稽古ができてゆけるよう願っています。
 そして、8月24日、日田教会におきまして仕えられます「支部発足20周年典楽御礼祭」を、楽人一人ひとりが真心込めてお迎えさせていただくべく、支部一丸となって稽古に取り組んでまいりたいと思います。

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