平成30年度 打楽器・和琴研修会開催

9月8日 於 金光教本部祭場楽人控室・北二階 
 平成30年度打楽器・和琴研修会が、平成30年9月8日金光教本部祭場楽人控室並びに祭場北二階において開催されました。夏場の猛暑から解放され、時折雨の落ちる曇り空には、待望の秋の気配が−。
このたびの参加者は、17名と例年よりも少なめであったことと、気温が上がっていないことから、例年は打楽器グループと和琴グループが2カ所に分かれて実施していましたが、午前中全員が一個所で打楽器の研修にあたり、午後から分かれての研修になりました。

午前の研修では、楽人控室において、秋の奏楽曲である中正楽第21、第30を演奏しながら、打楽器各々の奏法について、講師2名を中心に、受講者も互いに教え合いながらの講習となりました。
 とりわけ、奏楽全体において、テンポを決める鉦鼓演奏の重要さは、改めて大きなものがあると認識を新たにした次第です。
 午後は、楽人控室では、午前中に引き続き打楽器の研修を、祭場北二階では和琴の研修、と別れて行いました。和琴の研修では、初めて和琴に触れる方もおられ、扱い方や調弦法など基本的なことからの説明から入ることとなりました。初めて和琴に触れた方にとっては、非常に充実した研修になったことでしょう。

 余談ですが、それぞれの研修の伴奏は参加者が交替して行うことになっています。今回参加した方のうち、篳篥は2名だけ。もう伴奏するだけで精一杯の状況です。
 このような時のために、録音した音源を準備していたのですが「やっぱり生の演奏でなくっちゃねえ」の一言で生演奏に決定。録音音源は使用されず・・・・。
 篳篥吹きは、打楽器に回りたいのをこらえて、ひたすら篳篥吹きに徹するのでした。